外科

診療内容・特色

日本人の2人に一人は癌になり、3人に一人は癌で亡くなる時代です。
日本人に多い癌のうち胃がん、大腸癌、肝臓がん、乳がんの4つは主に外科、消化器内科、放射線科が診療を行っていますが手術や化学療法等の治療の主力は外科です。
平成18年8月には、今までのがん診療の実績、努力が評価され、地域がん診連携拠点病院に指定されました。
さらには、平成21年8月に地域医療支援病院に認定されました。今後も地域の医療機関と連携をとり、がん診療にさらに力を入れていきたいと思っています。

現在の高度な医療においては、医師個人での対応は困難で、チーム医療が必須であります。医師同士のみではなく、看護師、薬剤師、検査技師等のメディカルスタッフとも盛んにカンファレンスを行い医療レベルの向上に努めています。

また医師不足が叫ばれる中、外科医の不足も深刻なものがあります。
外科医は、きつい、きけん、きたない、という3K職場のみならず、厳しい、帰れない、給料が安い、休暇が取れない、と7K職場であるとまで言われています。
そんな中敢えて外科医を目指す若者には、厳しいなりにも暖かく指導していきたいと思っています。立派な外科医として羽ばたいていくことを期待して日々の診療を見守っています。

主に扱う疾患

  • 食道、胃、小腸、結腸、直腸、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓など消化器に対する外科的疾患
  • 乳腺、甲状腺、副腎などの内分泌臓器に対する外科的疾患
  • 血液透析等の血液浄化法
  • シャント造設術、内視鏡下の手術
  • 痔核、痔瘻、直腸脱などの肛門疾患
  • ソケイヘルニア、腹壁ヘルニア等
  • 腸閉塞、虫垂炎、腹膜炎等の急性疾患

得意とする分野

総合病院としての利点を生かし、各診療科の協力のもと、さまざまながんに対し、最新の総合的治療を行っています。

手術だけではなく、術前術後の化学療法も最新の知見に基づいて行っており、生存率の向上に努めています。

高次の救急医療にも対応しています。

侵襲の少ない内視鏡下の手術が得意な人材もそろっています。

最近の話題

圏域では当院だけが保有しているステレオマンモグラフィー、マンモトーム生検装置を使用した、触知できない数ミリ径の微小乳がんの診断が可能となり、乳がんの生存成績が向上しています。

新しい考え方に基づいて、メッシュを用いたソケイヘルニアの手術も盛んに行っています。

患者さんに優しい抗がん剤治療、外来通院可能な抗がん剤治療も症例によっては行っています。

胃・大腸の良性疾患や早期のがんに対して、腹腔鏡補助下の手術も積極的に行っています。

2009年から2015年の手術件数及び内容

手術内容

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年 2016年

甲状腺等

38

21(1)

28(1)

37

31

32 34

乳腺

乳癌

62

78(0)

59(0)

62

56

67 78

乳腺腫瘤
(マンモトームを除く)

5

1

7

3

3

3 1

食道

食道がん

2

2

2

2

5

2 0

その他

0

1

1

1

1

0 0

胃・十二指腸

胃癌

36(10)

47(15)

61(19)

50(18)

36(17)

52(16) 39(13)

その他

16(9)

23(11)

13(10)

14(5)

22(15)

19 18(10)

小腸・大腸

大腸がん

54(6)

60(8)

63(13)

68(15)

79(16)

85(23) 84(25)

その他

27(2)

30(1)

30(2)

26(1)

36(2)

31(2) 24(1)

直腸・肛門

直腸がん

18(4)

48(8)

28(13)

30(10)

23(7)

28(5) 40(12)

その他

29(1)

52(1)

34

46

59

30 43(0)

虫垂炎

30

36(2)

48(3)

45(16)

50(15)

66(24) 52(16)

肝・胆道

肝臓癌

7

9

7

7

15

11 14

その他

7(1)

9(1)

8

6

7

9(3) 3(0)

胆嚢摘出術(腹腔鏡下を含む)

85(78)

77(59)

85(76)

97(72)

115(94)

119(107) 110(99)

 

その他

 

 

2

3

1

   

すい臓

すい臓癌

6

10

6

4

2

10 8

その他

3

1

0

4

1

1 0

ヘルニア等

100(1)

81

112(2)

107(3)

110(2)

95 99(1)

 

その他

 

 

9(2)

8

4

8(2) 7(1)

血管シャント術等

39

38

44

57

74

67 70

その他の手術

88

93

12

12

10

91 84

総合計

652

737

722

786

740

846 816

 うち内視鏡下の手術

111

104

140

142

168

182 178

特殊検査

マンモトーム件数

エコーガイド下マンモトーム

84

68

69

21

45

65 54

ステレオガイド下マンモトーム

20

13

12

59

12

12 15

104

81

81

80

57

77 69

中心静脈カテーテルリザーバー留置術及び
肝動脈カテーテルリザーバー留置

46

93

93

90

99

85 68

待機手術

 

598

572

618

773

661 474

緊急手術

 

139

150

168

178

185 141

()は内視鏡下の手術数

医師紹介

副院長 高橋 忠照(たかはし ただてる)

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医
  • 日本乳癌学会認定医
  • 内視鏡外科学会技術認定医
  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 臨床研修指導医修了指導医
  • 広島大学医学部臨床教授

昭和58年卒

平成16年4月より当センター勤務

専門分野:甲状腺、乳腺、呼吸器外科、食道、胃、結腸直腸、肝、胆、膵、ヘルニア等

前任地の広島鉄道病院では10年間に約4000件の手術症例を経験してきました。
第一回の内視鏡外科学会技術認定試験に合格し、内視鏡下の手術も積極的に取り入れています。

部長 貞本 誠治(さだもと せいじ)

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医
  • 日本乳癌学会認定医
  • マンモグラフイー読影認定医(A判定読影医)
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 臨床研修指導医修了指導医

昭和60年卒
平成12年6月より当センター勤務

専門分野:一般外科、乳腺、甲状腺、副腎

当院には広島県で最初に導入され、現在でも数少ないステレオマンモトーム(乳腺生検装置)があります。
これを用いて早期乳癌の発見に努めています。
エコーガイドマンモトームも積極的に施行しています。
マンモトーム生検症例は近年増加しており、約800例以上の経験があります。良性の甲状腺手術には頚部に傷の残らない方法を取り入れています。

消化器外科部長 豊田 和広(とよた かずひろ)

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器病学会専門医、指導医
  • 日本大腸肛門病学会専門医、指導医、評議員 
  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医
  • 消化器がん外科治療認定医

昭和62年卒
平成16年4月より当センター勤務

専門分野:大腸、肛門

消化器外科、特に大腸・肛門疾患を中心に取り組んでいます。

医長 池田 昌博(いけだ まさひろ)

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医   
  • 日本消化器外科学会認定医
  • 内視鏡外科学会技術認定医
  • 臨床研修指導医修了指導医

平成元年卒
平成15年7月より当センター勤務

専門分野:食道、胃、胆嚢、結腸、直腸、肛門

腹腔鏡下胃切除術や単孔式胆嚢摘出術を中心に取り組んでいます。

医長 宮本 和明(みやもと かずあき)

  • 医学博士
  • 日本乳癌学会専門医、指導医
  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 臨床研修指導医修了指導医
  • 広島大学医学部客員准教授

平成3年卒
平成24年7月より当センター勤務

専門分野:乳癌、癌薬物療法

医師 大森 一郎(おおもり いちろう)

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医
  • 日本肝臓学会肝臓専門医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 肝胆膵外科高度技能専門医

平成7年卒
平成29年4月より当センター勤務

 

医師 井上 雅史(いのうえ まさし)

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 肝胆膵外科学会評議員
  • マンモグラフィー読影認定医(A判定読影医)
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医

平成13年卒
平成29年4月より当センター勤務

 

医師 下村 学(しもむら まなぶ)

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会専門医
  • 日本大腸肛門病学会専門医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本消化器病学会専門医

平成14年卒
平成27年6月より当センター勤務

医師 竹元 雄紀(たけもと ゆうき)

平成24年卒
平成29年4月より当センター勤務

レジデント 唐口 望実(からくち のぞみ)

平成27年卒
平成28年4月より当センター勤務

 

 

ひとこと

東広島医療センターのスタッフ一同、地域の皆様の医療向上に努めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

なお、外科では毎日当番を決めて、救急患者に対応すべく努力いたしております。
ご遠慮なく、ご紹介ください。
また、“紹介して頂いた先生は神様だ!”との先輩の教えに基づき、紹介元の先生方には連絡を密にしていきたいと思っています。
そして原則としてご紹介いただいた患者様は、ご紹介元の先生に逆紹介するように努力いたしております。ご紹介状の返信はもとより、何かご不満な点がございましたら外科部長の貞本までご一報頂けたら幸いです。

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